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写真ライフの年月が多くなっていくと共に増えていくのが画像データです。
しかし、楽しいカメラライフを送っていてもデータは「とりあえず、パソコンに保存。」して、次の撮影に思いを膨らませてしまいます。
「昨年の同じ時期はどんな写真を撮ったかな」と、酒の肴に昔に撮った写真と次に行く場所を探しながら思いを馳せる時間はワクワクしますよね。
でも、その時は突然来ます。使い慣れたパソコンの反逆が…
私は正月早々に体験しました。今年の抱負は写真ライクを充実するぞと意気込んでパソコンと立ち上げると「ディスクが破損しています…?」
そんな、つらい経験をする前に、を足しの経験を糧により良い写真の保存方法を考察しました。
パソコンが壊れても写真のデータを保護する方法
パソコンは壊れるものなの?動作が遅くなったからとか、アプリケーションソフトの推奨する性能より低いために動作が遅いとか動作しない時に、新しいパソコンの購入を検討すると思います。その時に選定する候補としてデータをたくさん保存できるパソコンを選んでしまいがちです。しかし、ハードディスクは写真を保存する場所として不適切です。なぜなら、パソコンのハードディスク(Cドライブ)にはOSやアプリケーションソフトが入っているため、ハードディスクが破損するとパソコンが動かなくなるケースがあるのです。
例えると、パソコンを電車で例えると鉄道運転士と同じ車両に金庫を置いていたら、機関車が壊れて金庫もろとも吹っ飛んだあ~って感じですかね。
後ろに車両なら、ほかの機関車で動かせたのにとがっかりしても後の祭りですね。
だから、写真データはOSとは違う場所に保存する必要があります。
今回は、私が写真データを保存するための場所を考察しました。
写真データの保存機器
外付けHDD
HDDは金属の円盤を回転させて磁気データを記録しています。
メリット
・大容量のデータを収納することができ、容量当たりの単価も安価。
デメリット
・衝撃に弱いので持ち運ぶ機会が多いと危険性も高い。
・高速回転しているので長時間使用すると故障する危険が大きくなる。
外付けSSD
半導体メモリなどの電子部品の中にデータを記憶する機器。メモリーの容量を大きくした様な感じの物。
メリット
・HDDの様に機械部品(回転するなど)がないため、衝撃に強く持ち運びができる。
・データの読み込みや書き込みが早い。
デメリット
・HDDに比べると容量が小さく容量当たりの単価が高価。
・長時間、使用しないとデータが消える。
光学ディスク(DVD・CD-R)
ディスクにレーザー光線を照射し読み書きを行っている。
物理的にデータを記憶している。
記憶容量はブルーレイディスク(BD)>DVD>CDだが、同じ面積に対してのデータ量が大きくなるため、信頼性ではブルーレイディスク(BD)<DVD<CDとなる。
最近ではM-DISCという長期保存用ディスクがある。
CD-R
メリット
・入手が容易で読み書きができるハードが多い。
・DVDやBDに比べ長寿命。
・ディスクが安価。
デメリット
・1枚当たりの容量が小さい。
・読み込み速度が遅い。
・DVD-Rと比べ容量当たりの単価が高い。
DVD-R
メリット
・入手が容易で読み書きできるハードが多い。
・記憶容量が比較的大きい。2層記録可能なディスクもある。
・容量単価が安価。
デメリット
・CD-Rと比べると、高密度で記録しているので劣化が早い。
・昨今主流のSSDやUSBメモリーと比べ読み込み速度が圧倒的に遅い。
・粗悪な商品が出回っている場合がある。(品質の差が大きい)
BDーR
メリット
・光学メディアの中では大容量。
・読み込みスピードが速い。
・大容量メディアのため、容量単価が安価。
デメリット
・ディスク自体の強度が低く、長期保存にはまだ難がある。
M-DISC
メリット
・他の光学ディスクに比べ圧倒的に経年劣化に強い(100年以上保存が可能)
・一般的なドライブで読み込みできる。
デメリット
・ディスクが高価。
・比較的、入手が困難。
・書き込みドライブがまだ少ない。
USBメモリー
コンパクトなSSD。USBメモリーを大容量にしたのが外付けSSDと考えたほうが正しいかもしれない。
メリット
・小さくて持ち運びに便利。
・パソコンのデータを気軽に保存できる。
・衝撃に強い。
・設定が容易。
デメリット
・コンパクトなので紛失、盗難による情報漏えいの危険がある。
・取り外しの手順を間違えるとファイルの破損やパソコンの不具合になることがある。
・ウイルスの感染源になる可能性がある。
メモリーカード(SDカードなど)
カメラで使用しているのでおなじみのメモリーカード。規格がたくさんあって迷うことがある。
メリット
・なんといっても小型。
・いろいろなところで記憶媒体として使用している。
・防水性に優れるものもある。
・携帯、タブレット、カメラなどの記憶媒体として採用されている。
デメリット
・長期保存に向かない。
・書き込み回数に限界がある。
・読み書き速度が遅い。
・種類がたくさんありすぎる。
クラウドストレージ
データをインターネット上に保存ができる。クラウドにデータを保存することでパソコンやスマホなどでどこからでもアクセスできる。
メリット
・データを安全に保存できる。
・インターネットがつなげればどこでもデータにアクセスできる。
・スマホなどでもアクセスできる。
・地震などの災害でもデータを守れる。
デメリット
・インターネット環境が無いときは使用できない。
・容量が一定以上になると月楽料金が発生する。
・ストレージサービス提供会社によってはデータ損失の恐れがある。
・他人に情報漏えいする恐れがある。
私がおすすめの運用
いろいろな記憶媒体がありますが、現在の私が採用した方法はパソコンには画像データを保存しないことです。
それじゃ何に保存しているかですが、SanDisk PortableSSD 1TBに保存しています。
省スペースで手軽に接続でき転送速度の速いので満足しています。
でもSSDは一時保存場所と考えています。今年用の外付けHDDにも保存しています。
大事な写真方法はM-Discに保存したいのですが、まだまだ高価ですので、CD-Rに保存しようかと検討しています。今後、M-DISCの普及が進めば状況が変わりそうですね。
実は、外付けHDDでもWi-Fiでつなげる「NAS」も気になってますが、外付けSSDを使用しても困りごとがないので満足しています。
新しい機器がどんどん増えていますので、今後も調査を進めていきます。
参考になれば、うれしいです。
保存方法を更新したときは、その都度、投稿したいと思います。
それでは。